ティコナちゃんのお話

ロロ「おねーちゃんあそぼー♪…あれ？おねーちゃん…？」
ロロ君が呼んでも、ティコナの返事はありませんでした。
ロロ「…出かけてるのかなぁ？…でもドア開いてるし…。う～ん…もうちょっと待ってみようかなー？」
でも、いくら待っても、ティコナは現れませんでした。

　ティコナちゃんちの中から見た絵ですね～入り口にちょこんと立つロロくん。いくら待っても来ないというのがちょっと不安を煽りますが、お誘いとのことですのできっと大丈夫ね。焦点を奥に置いたこの描き方。ピントのずれた感じがいいです(^^

ティコナ「ふぁぁぁぁ・・・」
ティコナが目覚めると、なんだかいつもと違う景色が広がってました。
ティコナ「…あれ…？？ここどこ…？？？」

　ロロくんをお誘いしたティコナちゃんですが、本人が知らない場所にいるんじゃ、どうしようもないですね(^^;)　ここはどこなのか、待ちぼうけのロロくんはどうなっちゃうのか、この先大変気になります。それにしても起き抜けの表情がかわいい(^^

飛べるようになったティコナちゃんに新たな展開！
先がタノシミです～＾＾

星形の窓がかわいくてよいです～♪（＾＾）

ティレア「ハローティコナ♪」
ティコナ「！？お…おかーさん！？」
びっくりのティコナ、目の前にはお母さんがいたのです。
ティコナ「な…なんで！？どーしてここにいるの？？」
ティレア「何いってるのーここは、私の家でしょ？？」
ティコナ「え！？」
ティコナがあたりを見渡すと、たしかにここは昔の、見覚えのある、部屋でした。
ティコナ「…でもどーしていきなり…」
ティレア「飛べるようになるまで、という理由でむこうの星に行かせてたのよ。だから、飛べるようになったティコナをびっくりさせようと思ってこっそりつれてきたのよ♪」

ごめん、大人描けないです…ι

　なんてお茶目なお母さん(笑)　寝てる間にこっそり連れて来たのね…そりゃティコナちゃんも驚くでしょう(笑)　そそ、お母さん、ちゃんと大人に見えますよ？…あ、鼻があるから？(^^;)　それにしても気がかりなのはロロくん。どうなるのやら…

ティレア「さーティコナのためにおいしい料理作ってあげるね～～♪」
ティコナ「…！！」
ティコナはふいに振り向きました。
ティコナ「…今…だれか呼んだ気が…」

　久々の再会ですよね…お母さんも嬉しいでしょうから、そりゃ張り切りますよね(^^)　それに対してティコナちゃん。何か忘れてるんじゃない？(笑)　ロロくんの声が届いたか、はたまた別の誰かの声なのか…はっとした表情がよく描けてます(^^

ミナヅキ「ティコナちゃ～ん」
ティコナ「あ、ミナちゃん♪」
戻ってきてからの一番のおともだち

　あ、やっぱり同種族なのかな？　２人ともかわいい。並んで立ってるだけでもかわいさ爆発って感じ(笑)　特にミナヅキちゃんの笑顔が…って、あれ、こっちの世界で話が進んでるって事は、ロロくんは…きっと話の流れとは違う時間の話ですね(^^

ミナヅキ「ティコナちゃんのおかーさんってすごい魔法使いなんだよね。」
ティコナ「…うんびっくりだよ、じぶんでも。」
ティコナのお母さんは有名な魔法使いらしい。
ミナヅキ「…ティコナちゃん、あの星に行ってたんだよね、いいなぁ…」
ティコナ「行ってみたいの？」
ミナヅキ「うん♪…それにしてもあの星に転送魔法できるティコナちゃんのおかーさん、やっぱりすごいなぁ…」

なんか、設定がきびしい・・・(汗

　うぁ。ロロくん達が住む場所は、ティコナちゃんの住む家とは違う星にあるんですね…ついこの前までいた星を眺めて、ティコナちゃんは何を想うんでしょう。ロロくんの事は忘れさせられてるのかな？　このままじゃ２人ともかわいそうですね…

ティコナ「…なんか忘れてる気がするなぁ…とても、大事な事…」

忘れてる忘れてるッ！　って、・・・え！？
忘れちゃったの！！？

バックが微妙でいい感じッス♪♪

　あぁ、やっぱり忘れちゃってるんですね…というか、お母さんが記憶をちょっといじってるの？(そんなヒドイ事はしないと思うけど(^^;))　のんびりとしてるけど、何か大切なことを忘れてる。そんなちょっと不安定な感じがきっちり描かれてます(^^

ミナヅキ「…ティコナちゃん!!!!!!」
ボーっとしてたティコナにちょっと大きな声でよびかけます。
ティコナ「…あ…何？？ロロ君」

ミナヅキ「……え？」
ティコナ「……あ…」
ミナヅキ「わたしそんな名前じゃないんだけど…」
ティコナ「…そ…そうだよね･･ごめん、私ボ～ッとしちゃってて…ところで何？ミナちゃん」
ミナヅキ「もう遅いから帰ろうって…」
ティコナ「あ…うん、そうだね。」

　やはり何かの力で記憶を押さえ込まれてる感じのティコナちゃん、それでもやっぱりロロくんに対する思いというのはことのほか強いようで…端から見てるミナヅキちゃんには何の事だかさっぱりでしょうけど。この先の展開が気になります(＞＜

自分の家に戻ってから1ヶ月経とうとしていました・・・。
朝、ティコナがドアを開けると、そこには見た事あるような生物がいました。
ティコナ「…ロ…ロ…く…ん…？」

昔と比べると、こいつもずいぶん変わったなぁ…

　もう１ヶ月…一月前のあの日、寂しそうにティコナちゃんの家を後にするロロくんが想像できて、ちょっとかわいそうでした。何が起きたかわからないけど、再会できてよかった(;_;)　ティコナちゃんもロロくんのこと、忘れてなかったんですね…

ティコナ「…あれ…？」
そこにいたはずのロロ君はいませんでした。
ミナヅキ「ティコナちゃ～んあ～そ～・・・・ぼ？…どうしたの？ティコナちゃん？」
いつもと違う雰囲気にミナヅキはちょっとおどおど・・・
ティコナ「私…大切な事忘れてた…ずっと大好きだったロロ君…」
ミナヅキ「…ティコナちゃん…」

　あらら…このロロくんはティコナちゃんの無意識な中での想いが作り出した幻だったのですね…れいれいもぬか喜びでした(^^;)　でもそれほどまでの強い想いで、完全にロロくんを記憶の奥から見つけたティコナちゃん。これからどうするんでしょう。

ミナヅキ「ティコナちゃん、私、そのロロ君って子に合うのてつだってあげる♪」
ティコナ「え…?ほんと？」
ミナヅキ「うん♪…じゃあまずはお母さんに相談してみようよ？」

　ミナヅキちゃんもティコナちゃんの様子が気になってたんですね。何にしてもホントいい友だちです。ティコナちゃん同様かわいいし(笑)　この子のちょっとねこ目入った笑顔も好き。もう１ヶ月以上経ってるけど、ロロくんに会えるでしょうか…

ティレア「あら、ティコナどうしたの？？」
ティコナ「あ…あのね、お母さん、私、もう一度あの星にもどりたいの・・・。」
ティレア「あら？どうして？何かわすれたの？」
ティコナ「…うん…」

　ついにロロくんに会いに行く決心をしたティコナちゃん。事の発端のお母さんに相談ですか…それにしてもお母さん、生活感あふれてていいなぁ。エプロンにおたま(笑)　話のわからないという感じでもなさそうなので、うまく会える…といいなぁ…

後ろでなにか落ちる音。

　うわ～、２ヶ月ぶり(実世界で)の本物のロロくんだ～(^^)　この世界でも１ヶ月以上経っちゃってるとのことで、ロロくんもティコナちゃんのことを気にかけつつ、以前の生活に戻ってるんですね。飛べるようになって友達できてたりするのかな？

ピック「う～いたいのら～今日は厄日なのら～・・・」

いつも思ってるんですが線が計算されて描かれているような感じがしてました。頭の中でイメージが完全に固まってるんでしょうね、凄いです～♪

うおおお！！！
やっぱロロくんかっわええッッ！！！♪♪♪♪
ハァッ、ハァ、　ふぅ～。
このちょっと警戒気味の表情も！！　ぐおおおッ！！

　空中で火花が出るほどチャームちゃんと激しくぶつかったピックちゃん。いたいのら～で済んじゃうのはすごいかも(笑)　ロロくんの何？って感じの表情と汗がかわいいです(^^)　チャームちゃんの方は一体どこに飛ばされちゃったんでしょうね(^^;

ピック「･･･ん！？果物の匂いなのら！！そこの君！！私は今お腹空いてるのら、ゆずってほしいのら～～！！」
ロロ「･･･え！？」
“いいよ”と言う間もなく、ぴっくはロロの果物に手をのばしてました
・・・もぐもぐもぐぱくぱくぱくむしゃむしゃむしゃ・・・
ロロ「･･･あの～･･･ι」

　いきなり空から降ってきたと思ったら、今度はせっかく集めた果物を勝手に食べ始める見ず知らずの女の子。ロロくん大受難(笑)　人のもの勝手に食べてるのに、その強気な表情は一体…(^^;)　ロロくんの哀愁漂う後ろ姿に思わず笑いと涙が…(^^;

ピック「すごくおいしかったのら～♪・・・あ、一応お礼するのら」

　勝手に落ちてきて集めた果物を勝手に食べて、しかも「一応」お礼とは…ロロくん、厄日なんでしょうか。後ろ姿でしくしくが妙に哀愁漂う(^^;)　対照的に満足げなピックちゃん。笑顔はかわいいけど何て事を…お礼ぐらいしないとバチ当たるよ(^^;

ピック「はい、これあげるのら♪」
ロロ「え・・・？」
ピック「それは星のかけらっていう宝石なのら～♪」
ロロ「ほしのかけら・・・？」
ピック「じゃ、ありがとなのら～！！」
・・・いっちゃったよ・・・ι

　勝手に食べて、勝手にお礼を渡して…でも悪気は全くないですし、何よりピックちゃんらしいかも(笑)　星に関する事はやっぱり詳しいピックちゃん。あっけにとられるロロくんですが、珍しいものを手に入れたようです。どう使うんでしょうね…

ロロ「･･･星のかけらかぁ･･･お願い事かなうかな･･･？」
そう言うとロロ君は胸に宝石を当てて･･･
ロロ「ティコナおね～ちゃんに･･･会いたいな･･･」

　ひょんなことから手に入れた星のかけら。何か特別な力を持ってるのか、それともただのきれいなかけらなのかわからないけど、一心に願いを掛けるロロくんがけなげで…この子は本当に純粋です。ほわっと優しく光る星のかけらがきれいですね。

「きゃ～～！！！」
ロロ「・・・え？」
と言う間もなくロロ君の後ろに何かの衝撃が･･･

　最近ロロくんの周りにはいろんなものが落ちてきて、賑やかですね。ピックちゃんもそうだし、今回も…(笑)　それにしても今回も随分と激しい落下…直前に悲鳴も聞こえてるし、目がまんまるになるのも仕方がないところですね、ロロくん(^^;

ティコナ「あいたたた・・・おかーさんったらもう少しちゃんと送ってくれたらいいのに・・・」

　[846]でお母さんにお願いしていたティコナちゃん。ほぼ100枚ぶりに再登場、そしてロロくんとの感動のご対面…のはずが、その彼はおしりの下で。やっぱり厄日なんでしょうかね(^^;)…でも、それもここまで。待ちに待った再会の瞬間ですから。